ケアマネ試験に受かった。2025年10月13日の試験当日にユーキャン等の各媒体から模範解答が出て、介護支援分野が22点。保険医療福祉サービス分野が30点。
まあそれなりに点数はとれていはいたが、今までの過去問を見ると明らかに基礎的な問題ばかりで、この点数で果たして受かるのかどうかは、本当に不安しかなかった。そしてその不安を煽るようなSNSの書き込みをみて、ずっと合格発表日までドキドキしていたのも事実。実際に自分の点数そのものは自信もなかったのでtwitterでつぶやくこともできなかった。 それに試験代に1万円以上かけているし、過去問題集等にも1万円。お金にあまり余裕のない自分にとっては受けることそのものも、当時は悩んでいた。
背中を押してくれたのは妻。実は妻も昨年の夏に介護の資格(初任者研修)を取得。今は訪問介護の仕事をしている。 私自身が10年以上も続けられていることで彼女もできるかもと感じたようで、今まで事務の仕事をしていたのだけれど、一発奮起して私と同じ業界に入ってきた感じだ。 面白いのは、一緒にデート(週に1回はどこかしら行きます)をすると、福祉の話をすることが多くなった。けっこう社会問題としての福祉について彼女は興味があるみたい。だからハートネットTVなんかについてよく話す。なんか妻についてはまだまだ書きたいことはあるけれど、とりあえずここまで。
介護支援専門員の試験に受かった話に戻す。
正直かなり勉強をした。時間にして10ヶ月くらい。もうね。教科書的なテキストはそもそも買う気がなかった。 これは絶対に読み込むような時間は絶対ないと思ったし、そもそも受かることが目的だからすべて完璧にするなんて考えはなかったので。自分は過去問ベースの勉強ばかりだったのだけれど、はじめ解いた過去問の一周目はまったくもって意味がわからないことばかり。1冊解き終わるのに2ヶ月くらいかかっている。
これは本気の本気でまずいと思い、「飯塚慶子氏のYouTube」と「100日後にケアマネに合格するチャンネル」と中央法規の『過去問出る順一問一答』を通勤時間に何度も目を通すという方法に変更。あと仕事の夜勤時は一問一答ばかりやり続けた。 これで地頭がつき、8月頃にはある程度過去問も解けるようになりました。
もし2025年にケアマネを受ける予定のある方は、一問一答は早くから手に入れてやったほうが良い。 正直、過去問を解くことも効果はあると思いますが、過去問は設問に対する問いをマルかバツかで覚えるのではなく、何度もやると、その問題の答えそのものを覚えてしまうので、試験を解く力とは違う暗記をしてしまいます。実際に5回ほど繰り返しやっていたら、もう答えを覚えてしまっていて過去問題集を解く意味が私には皆無になってしまいました。 その点、一問一答は問題そのものがマルかバツかで覚えるため、ものすごく応用が効きました。発売は毎年2月です。こういう暗記物は早いうちからやるのが本当に良いかと思います。私は1日に200問を解き、6日で1冊を終えるような感じで、何回も繰り返しました。
あと予想問題集も自分は9月に入ってからやりました。本当は、合格必勝法などをみると模試を受けるのが良いと過去の合格した方たちは口をそろえて言っています。
模試については、きっと受けたほうが良いのだろうけれども、正直値段が高い!あと日程が決まっているのでシフトで働く自分にはその日程調整が難しかったのもありました。だから模試は諦め、予想問題集をやりました。ちなみに中央法規です。最後の力試しにも有効でした、こちらは3回やりました。
上記以外のことはケアマネ試験対策としては何もしていません。でも、1日に一問一答を200問、過去問題を1年分などのノルマが終わらないかぎり寝ないというルールだけは自分に課しました。結構これはキツい毎日でしたが、絶対に一発合格したいと考えていたのでこのノルマだけは食らいつきました。あと動画もアップされたらすぐに観るようにしていました。動画に関しては、10本を一気に見るというようなやり方はキツいしただ時間が過ぎるだけだと思うのでアップされたらなるべくすぐに観るようにすると良いと思います。あと動画も1回みるだけでは身につくことはないと思いますので、問題集ほどではないですが何度か繰り返して観ました。私の勉強法は以上となります。
本当に昨年の初めの方の私の脳みその中身は、介護福祉士受験時の介護保険制度についてごく少量の知識しかなく、地域支援とか何を言っているのかわからないし、ほとんどの試験の中身が初めて知りました状態。でも毎日コツコツ、何度も繰り返してやれば受かる試験です。どうぞ。今後受験する予定の方。コツコツ毎日するというのが受験の必勝方法です。頑張ってください。
さて。ケアマネ試験が終わってから、何かをやろうという気概がゼロになってしまっておりました。
それが嫌で嫌で。休みの日は、カイテクやユーケアを使って半日バイトを結構させていただきました。ただし、言われたことを黙々とこなすのではなく、バイト先の各施設の情報をできるかぎり収集することを念頭に働かせていただきました。働いて感じたのは、人手不足に陥っている理由は、施設側に絶対的にあると言うことです。
挨拶もできない、時計をしながら介助(入浴介助のときでさえ)している、利用者を怒鳴りつける、ペースト食をすべて混ぜて提供、定員超過でも運営しているデイサービス等々・・・。いわゆる不適切な介護をしているところばかりです。施設の実名を出すと問題になるし下手をすると名誉毀損なんかになる可能性もあるからそれはしませんが、自分たちの置かれている状況が「ヤバイ」という認識がないのが一番の印象です。働いてもらっているではなく、働く場を提供してやってるという上から目線の施設ばかりです。あとすぐに転職の提案をしてくる施設長などのいるところはもう施設そのものが潰れる寸前なんじゃないかと思ってしまいます。これはカイテクやユーケアが転職希望者のみを募集してくる施設も同様かと。 実際、カイテクにて転職希望者を募っている施設で働きましたが、不適切な介助をしていることを指摘したら、逆に「ここで働く気はないのですか?」と言ってくる逆ギレ施設長もいました。そのときは、施設長自身が適切か不適切かもわかっていない施設では働きたくないですと伝えることしかできませんでした。ちなみにその施設はブロックをしてくれて働く場所を一つ失いました。
自分は今回のケアマネという資格取得後、所属している法人の居宅介護支援事業所で働く予定です。このバイトをして得た各施設の内側の情報から、カイテクやユーケアを使ってなんとか運営しているようなところは、利用者の不利益になる施設として当てはまるかと思います。そういったことも踏まえて利用者への情報提供と施設選び。ケアプランは立てて行ければと考えています。そして、今後もこういった情報は有益だと思うので積極的に収集をしていきたいと思いました。
終わり。